Archive for 12月, 2012

パワハラ

上の立場の人から、偉そうに指示されたり、理不尽な言葉足らずの文句があれば、普通、人は大きなストレスを感じます。

逆らえない人物からの支持を「パワハラ」と、とらえる事でストレスは増大していきます。

その人はいったい何を偉そうにしているのかが理解できず、どうしてもその人とは関係しないことを心の中で主張するような感じでは、心身共に擦り減っていくだけです。

おおよそ、そのような考えに至る原因を聞いてみると「その人との接点というのは望んでしていることではなく、たまたまカテゴリーが同じであるとか、自分の意思とは無関係のところで起きていることから、一種の災害と同じだ」というような主張です。

逆の立場の人間も実は、「注意する事は望んでいる事ではなく、たまたまカテゴリーが同じであるとか、自分の意思とは無関係のところで起きていることから、一種の災害と同じだ」と考えている事が多いのです。

管理職というのはその名の通り「仕事として人を支持する」役職ですから、もしそれをしなかったらその職は無いのと同じなのです。

イライラは「理解できない事」に対して起るものです。

イライラする気持ちを感じたら、それぞれの立場を客観的に考える事で今起きていることを理解し、仕事なら仕事という枠の中で納得できない事であればそのことについて反論すると、双方が「仕事」という枠の中でしのぎを削っている事がわかり、不思議と円満に解決する、もしくは試合後のボクサーのように信頼性が生まれることもあるのです。

でんでら野から盛岡へ

遠野物語のでんでら野(姥捨て山)伝説で有名な東野氏に住む祖母が、盛岡市内の親戚と一緒に暮らすために引越しをすることになりました。

元々築年数の関係で耐震性が怪しかった住居が、昨年の震災を含めて以後何度にもわたる震度5前後の地震で目に見えて痛んでしまったという事で、盛岡の叔父が「この際土地を処分して市内に来たらどうか」と提案したのです。

盛岡なら他の親戚も住んでいるので、祖母もみんなも安心できるからという理由です。

引越にあまりお金をかけたくないというので、実家に戻っていた私が運転手として駆り出され、盛岡 レンタカーで安いレンタルトラックを探して借りました。

引っ越し業者さんを利用するとスタッフ込で5万円はすると思いますが、格安レンタカーと親戚3人ならレンタル代に約9000円、昼食、ガソリン代くらいで済みます。

衣類などは、他の親戚が自家用車で運んだ後でしたので、家具類だけが遠野の祖母の家に残っていました。

伝説では、還暦を過ぎた家族を口減らしの為に山へ追い出し、老人たちはでんでら野という山の一角でひっそりと生活をしていたようです。

けして、山で飢え死にという事ではなく、日中は、畑仕事をするために山から下りてきてみなと食事をし、日が落ちると山に帰っていきます。

今でのこの地方では、年配の方が仕事を終えて変える事を「山に行く」というような表現をするそうです。

時代は変わり、現代、祖母を山へ追いやるのではなく、一緒に住むために荷物を積み込んでいる光景を見てすごく心温まる思いでした。