震災の影響で転職を余儀なくされた東北住の友人が再就職の面接でこんな体験をしたそうです。
「君は、特技パソコンとありますが、マイクロソフトのオフィスは使えますか?」
「はい。前の会社でも使っていましたのでエクセルもワードも使いこなせます。」
「そのスキルを証明する資格はお持ちですか?たとえばMOSなどは?」
「……….? 特に資格は持っていません。」
「では、私たちはあなたがオフィスソフトを使いこなせるか、採用してからでないと判断できないわけですね。」
「………。 そ、うですね…。」
因みにMOSとは、「Microsoft Office」のWord、Excel、PowerPointなどの利用スキルを証明する「Microsoft社が認定している資格」の一つです。
要するに、オフィスソフトの機能を公認テキストで勉強したことを証明しているわけですから、採用側としては、この資格さえ持っていれば「実はそんなに使えません」と後で判明して結局事務員をもう一人探すような事にならなくて済むというわけです。
Microsoft社自体が認定しているという事もあって信用度もあります。
友人はこの失敗を踏まえて早速資格取得の為に「MOS資格」の案内サイトなどでテキストを取り寄せて本格的に勉強しています。