私の友人にフリーの製造作家がいます。
土曜日でもラボ(自宅内)に籠って映像を作っているので、たまに遊びに行くのですが、作業中の映像でちらりと見かけたのが地元商店街のCM映像でした。
彼はローカルテレビ局のローカルCMの一部を制作する事もやっていて、平日の夕方の地元の情報番組でほぼ毎日目にするCMが、行っては悪いですが4.5畳の自宅の一室で作られていることに驚きました。
もちろん最終的には、ここで作った素材を組み合わせて専門の業者が作品に仕上げるそうなのですが、すでに彼の部屋ではテレビで見るようなクオリティーのムービーが出来上がっています。
機器はそう特殊なものではなくて、ワークステーションと彼が呼んでいるハイスペックパソコンと、業務用のビデオ機器?が数台、ペンタブレット、モニターが数台です。
どの作品もAfter Effectsというアドビのソフトで加工していて、試しにほんの数十分教えてもらっただけで、ロゴが光って消える様な動画エフェクトを作ることが出来ました。
趣味が無かった私は、この作業に妙にはまってしまい、自前でソフトを購入して、ついにはAfter Effectsの講座に通学するまでになりました。
新しい機能を使えるようになると、ちょっとしたパロディームービーを作ってYOUTUBEにUPして、反応を見て見たりしていますが、映像制作は技術だけではなくてアイディアとセンスが重要だなと思い始めています。