約半年前、父方の祖母が肝臓を患い、手術をするために入院した1週間後、急に容態が変わり亡くなりました。
身内の死はこれまでも経験していましたが、祖母が亡くなるケースは初めてだったので、最初連絡を受けた時は少し動揺もありました。
父は思っていた以上に落ち着いてはいましたが、手配などは母が行い、結果的に板橋区で家族葬を行っている会社に依頼する事になりました。。
家族葬は、その言葉の通り家族の関係のある者、つまり基本は身内だけで行う葬儀です。
葬儀当日は、私と母が受付係りを担当しました。家族葬なので受付など必要ないのでは?と思う方もいると思いますが、祖母と親しかった近所に住んでいる方達も参列することになっていた為、設ける必要があったのです。受付業務は、予想以上に慌ただしものでした。
内容は、参列者へお礼の挨拶をし、香典を預かり、芳名帳に記帳してもらい、返礼品(会葬礼状、香典返し)をお渡しし、式場を案内し、荷物を預かり、預かった香典の会計管理も行いというものです。
次々と到着される弔問客の方々に対して、私と母の2人だけで対応するのがとても大変なもので、最後の方には、葬儀場にいた葬儀社の方にも手伝っていただいた程でした。
とはいえ、慌ただしいのはそこまでで、その後は滞りなく葬儀は進み、無事に終えることができました。
家族葬という形ではあったものの、受付を担当したことで葬儀の大変さを実感する貴重な体験でもありました。